
クレーマーや変な人、わけのわからないことばかり言ってくる上司…
なんだか会話が噛み合わず、思うように話が進まなくて困った経験はありませんか?
世の中には、まともに関わると損をするタイプが一定数います。
「そんな人たちとうまくやるにはどうしたらいいのか?」「変な人ばかりの人間関係を乗り切る方法はあるの?」という悩みを抱えている人は、ぜひ読んでみてくださいね!
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会話するつもりはない、聞いてほしいだけだから
人間関係をスムーズにするために必要な技術はズバリ、相づちです。
ひとは誰しも、自分の話を最後まできちんと聞いてくれる人が好きです。
人によってはかなり難しく、言いたいことが浮かんでくると、話が終わっていなくても割り込みたくてムズムズすることでしょう。
クレーマーや変な人というのは実は、言葉のキャッチボールを望んでいません。
自分の話を聞いてほしいだけなのです。
真面目で正義感が強い人はきちんと対応しようとするあまり、相手の言い分に間違いがあれば正して話を進めようとします。
ですが、それが通じない場合も多くあるのです。
通じない人に共通して効果的なただひとつの方法は、相づちです。
言い争ってもムダ
接客の仕事を10年以上しているうちに、いちゃもんをつけてくる人たちの特徴がわかってきました。
彼らの目的は不満をぶつけることであり、解決法を求めているわけではないのです。
目の前の相手に求めているのはただひとつ。
黙って最後まで話を聞いてもらうことです。
彼らとは建設的な話し合いができたことは一度もありませんでした。
その代わりに、なにも答えず相づちを打つだけで解決します。
相づちのみで解決した
接客の仕事をしていて、こんなことがありました。
高い、ボッタクリだ!
俺はこんなに飲んでない!!
自分たちが注文したお酒の代金が高すぎて払えない、安くしろと言うのです。
理不尽な要求に応える必要はないのですが、そのまま伝えれば怒ります。
気性の荒い人だと暴れ始めるので、最悪の事態を避けるためにもぜひ、相づちを取り入れてほしいのです。
それと同時に、相手の言葉には反論しないことを徹底してください。
まずは相手の言い分を好きなだけ語ってもらいます。
何か返答を求めてきたら「そうなんですね」「あぁー…」など、微妙な相づちを入れてあげましょう。
途中で遮ってしまうと「ぜんぶ聞いてもらえなかった!」と不満が募ります。
どんなに理不尽な言葉を並べられても、まずは相手に言い分を出し切ってもらわないと話が前に進みません。
これは経験談ですが、反論すると生意気と捉えられ、話がこじれてしまいます。
おかしいと思ったので正しいことを伝えようとしたのですが、否定されたと感じた相手が心を閉ざして怒り、ますます話がややこしくなった…といったことが何度もあります。
従うことと反論しないのはイコールではありません。
そのときに反論しなかったからといって肯定したことにはならないので、安心して相づちに徹してください。
ひとしきり文句を言いまくったらスッキリしたのか、結構あっさりお金を払い、身を引いていくお客さんは多いものです。
彼らが望んでいるのは「自分の話を聞いてほしい」であり、「正しい意見が聞きたい」ではないんです。
話し合いができる人は2割しかいない
世の中には、話し合いができる人とできない人がいます。
心を砕いて相手を理解しようとし、歩み寄りながら意見交換ができる人は、全体から見てほんのわずか。
理論ではなく感情論でしか話せない人もいます。
話せばわかってくれるとはよくいいますが、8割の理解は得られないと心得るくらいでちょうどいいでしょう。
まともに話し合うだけ時間がムダになってしまう人は確実に存在します。
身内や家族ならそうもいかないこともありますが、話し合いのできない他人と同じ土俵に立つ必要はありません。
心の中ではどう思ってもいいので相づちを打って、表向きは「話を聞いているふう」を装いましょう。
この記事を読んで、少しでも役に立ててもらえたら嬉しいです!
読んでくれてありがとう。
しゃなりぉー!(・ω・)/
コラムニスト:オピニオンブロガーしゃなり