本屋へ行けばコンスタントに新しいダイエット本が刊行されており、売り上げは盛況である。
こんなに多くのダイエット本が発売され続けるのはやはり売れるからだし、それだけ悩む人が後を絶たない証拠でもある。
ダイエットは永遠の課題だ。
どの本もよく研究して執筆されているし、合う合わないはあるにせよ、著者にとっては正しい知識がふんだんに詰め込まれているのは間違いない。
ダイエットを始めたら順調に進むことばかりではない。
時には挫けそうになることもあるだろう。
やめたくなった時、つらくなった時用に、自分を鼓舞する言葉をいくつか用意しておくといい。
絶賛ダイエット実施中のわたし自身の心に刺さり、今でもハッとさせられる言葉を7つご紹介していこうと思う。
①デブかどうかは自分が決めるのではない、他人が決めるのだ

頑張っているのに痩せない、食べていないのに太る、と、やたら言い訳が上手い人がいる。
これくらい大丈夫という甘えがあるか、高カロリーを摂取している自覚がないことがほとんどである。
無自覚の場合は意識することからだが、甘えがある人にはこの言葉が効果的。
自分がデブと思っていようがいまいが、そんなことは関係ない。
他人がデブだと判断したら、あなたはデブだ。
②糖尿病だとしても、今これを食べるか?

知り合いに糖尿病患者がいる。
彼は常に注射器を持ち歩いており、食後には必ずインスリンを打たねば死んでしまうそうだ。
もちろん、コーヒーに砂糖を入れるのもNG。
病状が進行すると手足がパンパンに膨れて生活に支障をきたすので、気をつけざるを得ないと言っていた。
もう一人の知人は糖尿病と診断され、このままの食生活では近いうちに死にますよ、と医者に告げられた。
命の危険が迫っているのでぬるいことを言っている場合ではないと、必死で食生活を改善したそうだ。
白米を穀米に変え、毎食150gを超えないように気を配る。
甘いモノを一切遮断し、自炊・お弁当の日々だった。
今は少し落ち着いて、時々ならば甘いものを口にしてもいいそうだ。
彼女は幸運なパターンで努力の結果である。
しかし今も継続して糖尿病の薬を飲まなければならず、大混雑している病院へ毎月通うのが憂鬱だと言っていた。
一度診断されたら完治しないのが糖尿病である。
現代の医学では完治法がなく、薬でコントロールするしかない。
超甘党なわたしである。
このままの食生活を続けていたら糖尿病にならないとも限らない。
糖尿病でも食べたいモノか?
目の前の甘いモノで頭がいっぱいな時に有効な質問である。
③SNSでいいね!をもらうより多くの人に振り返られるスタイルになれ

カメラアプリの加工は大進化を遂げている。
肌を美しく見せるだけでなく、手脚の長さを調整したり体を細くしたりできる。
「インスタ映え」させるべくキレイに加工した自分をアップし、いかに多くのいいね!を獲得できるか、不特定多数の誰かと競い合う。
実際の自分はどうだろう。
加工された写真と、どれくらいかけ離れているだろうか。
撮影する角度で細く見せたり光の入り具合で美肌に見せるくらいは普通だが、加工で体を細くし自分を捏造するのは不自然で気持ち悪い。
実物はデブなので、対面したらガッカリするパターンである。
リアルの世界に生きる自分自身が本当に痩せたいなら、ありのままを撮っても細く写るスタイルになりましょう。
街中で振り返られるスタイルになれば、SNSのいいね!は付いてくる。
④どんな美人も、太ればただのデブ
あの人美人だね!よりも、あの人デブだね…が先にくる。
有名女優の北川景子さんや有村架純さんが、デブになった姿を想像してほしい。
細くてスタイル良しな美人の印象が、まずは「デブ」になる。
間違いなく女優としての仕事は減り、演じる役柄も変わる。
デブの印象はデブであり、どんなイメージを持つか決めるのは他人である。
嫌なら痩せるしかない。
⑤デブでそこそこより、ブスな華奢

ぽっちゃりは可愛くて思えても、デブというだけで途端にモテなくなる。
わたしが証明する。
スタイルが良ければさほどブスには見えなくても、デブなだけで美人の造形がかすむ。
痩せれば可愛いんだから、と自分では思っていても太っているのが現実だし、今の生活では一生痩せない。
痩せれば圧倒的にモテるようになる。
⑥不思議なガリあれど、不思議なデブはいない

30代後半を過ぎると生き方が顔に表れてきて誤魔化せないから、同じシワでも笑いジワが増える生き方をしなさい、と何かの本で読んだことがある。
性格が顔に出るのと同じ原理で、生活は身体に出る。
食べても太らない不思議なガリはあれど、不思議なデブはいない。
みんな必ず食べている。
食べなくても太る、水を飲んでも太ると言う人がいるが、本当に食べずに飲み物は水だけなら絶対に太らない。
⑦デブ=自己管理能力が低いから不採用

デブは100%、だらしない食生活によって太っている。
自分の生活管理もできない人間は言い訳が多く、仕事ができるはずがない。
だからウチでは極端に太っている人は採用しません、と書いてあった。
誤った食生活を改善して痩せれば、自己管理ができる人間だと判断してもらえる。
体型は自分がどんな人間かを示す一つのツールなのである。
その体型を選んでいるのは自分だ

これらの言葉に出会った時、反発心を覚えながらもどこかでハッとしている自分がいた。
そんなに簡単なことじゃないんだよ!と半泣きになりながらも、結局はわたしが太っていても誰も困らないし、嫌なら自分で痩せるしかないんだと思った。
わたしは太りやすく痩せにくいので、気を抜くとすぐに体重が戻ったり増えたりする。
持って生まれた痩せ体質の人は羨ましいし憧れるけれど、わたしはこの体質と付き合っていくしかない。
痩せるのは人のためではなく、自分のため。
どんな体型でいるかは自分で選べる。
顔はある程度決まってしまっているが、スタイルは自分の采配次第でどうとでも作れる。
疲れたら休んだっていい。
途中でやめてもいい。
休んだらまた戻って来ればいい。
死ぬまで諦めないことが大事だ。
どんな方法でも構わないが、健康的に続けられることを習慣に。
腹を括って、痩せた自分を手に入れる決意をしよう。
この記事を読んで、少しでも役に立ててもらえたら嬉しいです!
読んでくれてありがとう。
しゃなりぉー!(・ω・)/
オピニオンブロガーしゃなり
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