悩みがない、という人は滅多にいないのではないかと思います。
仕事や学校・友達などの人間関係で悩んでしまう人はたくさんいるでしょう。
かくいうわたしもつい最近、かなり久しぶりに人間関係での悩みに直面しました。
今回は、職場で起きた実体験をお伝えしていきます。
顔がひどいと言われ続ける
わたしはスギとヒノキのアレルギーを持っています。
医療機関で血液検査をした結果、最大6のうち、わたしのアレルギーレベルは3でした。
メイクをすると花粉を吸い寄せて付着する感覚があったので、マスク着用のノーメイクで出勤していました。
仕事中はブルーライトカットメガネをかけていたのですが、毎日毎日、女性の上司に言われるのです。
目も腫れているし、顔も赤くて痒そう
アイメイクをしていないので、普段よりも腫れて見えたのかもしれません。
初めて言われた時は弁解しました。
それを聞いても上司は畳みかけます。
具合が悪いんじゃない!?
それからというもの、出勤してすぐに「顔がひどい」「具合が悪そう」「目が腫れている」「顔が赤くてやばい」を連発する上司。
いじめや嫌味で言っている雰囲気は感じられず、本気で心配している様子でさえありました。
はじめは「心配ゆえの言葉なんだから、気にせず仕事をがんばろう」と受け流していました。
しかし、上司の言葉は毎日続きました。
「どうしたの!?ひどい顔」と心配されるたびに「普通です」「花粉でメイクができないだけです」と答えるのにも、そろそろ疲れてきたころ。
事件は起きました。
まさかの強制早退
風が強く天気も良く、花粉が舞っていそうなある日。
いつものように眉だけ整えたノーメイクで出勤しました。
体調は良好です。
社内の清掃を終わらせて仕事に取り掛かろうとした、そのとき
今日も顔がひどいんじゃない?
毎回わたしの顔に関して何か言ってくる上司に対し、落ち込みを通り越していよいよ頭にきていました。
毎度のごとく「顔は普通です」「体調は良いです」と返事をし、午前中だけの辛抱だと仕事を開始。
自分の機嫌で仕事をするのは子どもと同じなので、大人として愛想よく、機嫌を表に出さずに過ごしていました。しかし、
社内にふたりだけになった瞬間、上司がわたしに告げました。
突然の提案に、思わずすっとんきょんな声が出てしまいました。
確かに花粉アレルギーはありますが、ノーメイクの甲斐もあって咳やくしゃみも出ず、この日はまだマスクを外していないので顔色もほとんど見えていないはず。
仕事の実力を改善するための努力はできますが、顔を変えることはできません。
悲しくなってしまい、上司の提案に従って早退しました。
働けなければお金にならない
事務仕事のために出社していたいちばんの理由は、お金を稼ぐためです。
パソコン作業は苦ではなかったので、せっかく稼ぐのなら興味のあった事務をやってみたい、と思って選んだ仕事でした。
健康で体調も良好にも関わらず早退や休む日が続いてしまえば、お金になりません。
加えて、自分の状況を説明しても理解が得られず、顔について否定的な言葉をかけ続けられたことで、心にダメージを追いました。
ここまできたら、もうこの会社では働けないと判断しました。
電話で社長に会う約束を取り付け、理由をすべて正直に話し、当日付での退職届を受理してもらいました。
人間関係で悩むほどバカらしいことはない
この出来事を含め、職場の人間関係が原因で1日1食しか食べられなくなり、1ヶ月で4.5kg痩せてしまいました。
顔のことを言われ続けて傷心したのでしょう。
外で働くのが嫌になり、人に会いたくなくなり、落ち込んだ日々が続きました。
人間関係に悩むと心身ともにすり減ってしまい、仕事に支障が現れることもあります。
職場にいるときは、
- ここを辞めたら行くところがないかもしれない
- この会社ほど自分に合った仕事は見つからないかもしれない
など、辞めない理由を探そうとします。
改善が見込めない人間関係からは抜け出してもいいんです。
いちばん大事なのは自分の心です。
心が壊れてしまってからでは、取り戻すのに時間がかかってしまいます。
壊れてしまったのならなおさら、その場所からは逃げ出してほしい。
仕事は探せばあります。
世の中にはいろいろな仕事があります。
あなたの心は世界にただひとつしかありません。
大事な人でもない人間に傷つけられ、悩む時間ほどもったいないものはありません。
どうか我慢せず、自分の心を守ってあげてください。
気づかぬうちに限界まで我慢してしまった心を癒すため、しばらくゆっくり休もうと思います。
この記事を読んで、少しでも役に立ててもらえたら嬉しいです!
読んでくれてありがとう。
しゃなりぉー!(・ω・)/
オピニオンブロガーしゃなり
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