物への執着をなくせると身軽になり、気持ちも軽やかになれます。
わたしは実のところ、物にはさほど興味がありません。
生活に必要な食べものや日用品は買うけれど、形あるものにはほとんど手を出さない。
興味があるのは、死ぬ間際に持っていけるものだけだからです。
大事なお金は投資したい
物を買わなくなったらシンプルになりました。
ショッピング好きな友達に同行すると「買いたい服とかないの?」と聞かれますが、わたしは欲しいかどうかではなく、必要かどうかを重視します。
欲しくなったら、なぜ欲しいのかと自問自答をします。
出かけたなら何か買わないと気が済まない人もいますが、わたしは戦利品がなくても気になりません。
大事なお金は経験に投資したいから、「ただ欲しいだけの物」はいらないのです。
尊敬するブロガーに福岡まで会いに行ったことや、見知らぬ土地で親切にしてもらったことは、一生忘れない経験です。
反対もあったし決して安くはなかったので尻込みしましたが、自分の足で歩き、確かにこの目で見た、何物にも代えられない出来事となりました。
あの時の決断は正解だったと、今でも強く実感しています。
死に際に持てるのは思い出だけ
出典:https://matome.naver.jp/odai/2134418744549355901?page=2
わたしが座右の銘としている言葉に、スナフキンの名言があります。
ぼくは見るだけにしてるんだ。
そして、立ち去るときには、 それを頭の中へしまっておくのさ。
その気になれば、 世界中でもね。
運んだり 番をしたり
ものを所有すると大変です。
買うときに消費税がかかり、場合によっては所得税や相続税など大きな税金を払わなければならなかったり。
この世にあるすべてのものは自分のものだと考えれば、所有しなくても手に入ります。
ずっと一緒に居られる「記憶」として、頭の中に残り続けるからです。
物に固執する時期があってもいい
中学生のころポケモンにどハマりし、グッズを大量に集めていました。
ゲーム・録画したアニメ・図鑑やマンガなどの本・CD・ぬいぐるみ・指人形・文房具・お菓子のおまけ・カード・帽子…
おこづかいをやりくりし、ありとあらゆるグッズを買いました。
人気がある作品は、たくさんの商品が発売されます。
新商品やリニューアルされる商品に胸をときめかせ、毎日わくわくしていたのを覚えています。
世界のすべてがポケモンでした。
コレクションで部屋が満たされたとき、ふと考えたのです。
ちょっとしたお出かけにも持ち運ぶことは到底できない、おびただしい量のコレクションでした。
集めたグッズはすべて心の中にしまい、本当に気に入ったものだけを残して、あとは売りました。
部屋はスッキリして開放感にあふれ、本当に大切なものを大切にできるようになりました。
物にすごく執着した時期があったからこそ、物に振り回されない自分でいようと決められたのです。
お金の遣い方で価値観がわかる
地位を世間に示すために買った大きな家や、見栄で乗り換えた高級車など、高いお金を払って集めたものでさえ、あの世まで持っていけません。
あなたはどんなことにお金を遣っていますか?
これからどんな経験を得たいですか?
一度手放したお金は戻ってきません。
その物にかけたお金、後悔していませんか。
わたしは自分次第でいつでも蘇らせて味わえる、思い出や経験にお金を遣いたいのです。
記憶はどこにいても、死ぬ瞬間でさえ、自分のそばにいてくれます。
物を買いまくる時期があってもいい。
自分にとって納得のいく使い道を知っていくことが大切だと確信しているからです。
この記事を読んで、少しでも役に立ててもらえたら嬉しいです!
読んでくれてありがとう。
しゃなりぉー!(・ω・)/
オピニオンブロガーしゃなり
instagram:(@syanario)