
絶対に言わないでほしかったことが、いつの間にか広まっていた…
こんな恐ろしい経験をしたことはありませんか?
悪意の有無にかかわらず、他人の秘密を暴露してしまう人がいます。
わたしは何度も根も葉もないウワサを立てられたり、心ある人なら言わないであろう秘密をバラされたりしてきました。
どうすれば防げるのか、こちらができる心構えはあるのか。
実体験を交えながらお話ししていきます。
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危機管理能力を磨く
ここ数年、SNSは凄まじい速度で進化を遂げています。
- 友達と遊びに行った写真をFacebookでタグ付けされ、嘘の理由で欠勤したのがバレて叱られた
- コンビニの冷凍庫に横たわる写真をTwitterに投稿したら、営業妨害で逮捕された
上記のような問題は自業自得であり、浅はかな範囲です。
これらとは比にならないくらいに巧妙で、人権侵害レベルで危機にさらされることがあります。
勝手に撮られた写真が名前入りでネットにアップされれば、検索しただけで一発で出てきてしまいます。
意図せずアップされていても、自分の意思で消すことができません。
住所をさらされた芸能人もいるように、迷惑行為を物ともせずにやってのける人もいるのです。
そこでわたしたちができるのは、バレたら困る芽を摘み取ることです。
インターネットの危機にさらされていることをもっと自覚し、危機管理能力を磨いてほしいのです。
悪用される危険をはらんでいるので、子どもの顔を出すならば覚悟を持つ。
もちろん悪用する方が全面的に悪いのは確かですが、望まぬ方向に利用されてから嘆いても、ネット上の悪ふざけは消えてくれないのです。
本気でバラされたくない秘密は誰にも話さない
世の中には、信じられないほど口の軽い人がごろごろ存在します。
ふだんは寡黙な人でも、お酒に呑まれたら饒舌になる場合もあります。
アルコールが入って気分が高揚し、うっかり秘密をバラしまくっても記憶がなく、覚えていないパターンもあり得ます。
口の軽さは見た目だけでは見抜けません。
常識的に考えれば言わないだろうと信じてしまうと、いつの間にやら広まっている事実に直面して落胆することになります。
本気でバラされたくない秘密は墓場まで持って行くこと。
話してもいいのはバラされてもなんとかなる話だけです。
秘密を打ち明けられそうな人とは
ただひとつだけ信じられる方法があります。
それは、相手もバラされたくない秘密をこちらに打ち明けてくれている場合です。
お互いに人質を抱えているので、バラしたらバラされるリスクがある。
絶対に話すつもりのない人にしか取れない行為なので、秘密という爆弾を渡してくれている相手ならば、ある程度は信じてもいいでしょう。
相手が墓場まで持って行こうとしているほどの秘密を教えてくれたなら、誠意を持って共犯になりましょう。
あとは、この人からならバラされてもいい、と思えるほどの関係性を築けた人だけです。
私の秘密はこうしてバラされた
相手が信じられるかどうかを見抜くコツとして、ひとつ断言できることがあります。
自分で「口がかたい」と言う人の口はとても軽い、ということです。
わたしの身内にスケートリンクのごとく口が滑る人がいて、「自分ほど口がかたい人はいない」と豪語しています。
必要のない場面であっさりと他人の秘密を漏らし、絶対に言わないと約束したにも関わらず、さっそく翌日には広まっています。
それでも自分の口はかたいと信じて疑わず、知らないことがあろうものなら執拗に聞き出そうとします。
わたしが物書きをして生活していく決意は、はじめは誰にも言いませんでした。
勉強しにいくための準備を不審に思った身内は、これから何をしようとしているのか尋ねてきます。
あなたはすぐに喋るから言わない。
一切支援してもらっていないのに、教える意味がない。
誰にも教える義務のないことだし、あなたは簡単に秘密をバラす人だから
悪意によって邪魔されるのを避けるため、モノになるまで黙っていようと考えていたわたしは、聞かれても答えませんでした。
その身内を信じていなかったので「教えない」の一点張りで通したのですが、驚くほどしつこく、本当にしつこく聞いてくるのです。
長い間断り続けていたのですが、絶対に誰にも言わない、信じてほしいとしょんぼりしている。
押し問答の末に信じ、結局は打ち明けてしまったわたしがバカでした。
わたしが打ち明けた秘密が翌日には広まっており、その身内にしか教えていない内容を他人の口から聞かされるという現実に出くわしたのです。
このときは怒りを通り越して心の底からガッカリし、一時期人間不信に陥りました。
ほかにも、当時の友人が聞いてくるから「誰にも言わないと約束してほしい」と前置きして同意を得、そこで初めて打ち明けた悩みが、よりによってもっとも知られたくない人にまで知れ渡っていたこともありました。
この人からバレても許せる人を見極めよう
簡単に人を信じて悩みや秘密を打ち明けるのはリスキーです。
害があるのは悩みを話した側だけで、バラした本人は痛くもかゆくもありません。
人の不幸は蜜の味とは言い得て妙で、秘密を知って他人に教えることを快感としている人もいます。
このような人は、あの手この手でうまく聞き出そうとし、こちらが口を割るまであきらめません。
離れられるならそれに越したことはないですが、そうしたくてもできない状況もありますよね。
本当のことを言いたくない場合は、程のいい嘘で誤魔化すしかありません。
悩みを共有したくて話してしまう気持ちはよくわかります。
秘密を抱えておくのがしんどくて味方を探してしまうのも、痛いほどわかります。
でも、悪気なく暴露してしまう人は結構います。
他人の秘密の重さを感じておらず、別にたいしたことではないと気に留めていないのです。
バレては困る秘密の芽を摘み取っておくのも重要な方法です。
そして、打ち明けても大丈夫そうな人を見抜くのも、のちのち自分のためになります。
信じて話す前に、もしこの人から広まっても大丈夫か?と自問してみてくださいね。
この記事を読んで、少しでも役に立ててもらえたら嬉しいです!
読んでくれてありがとう。
しゃなりぉー!(・ω・)/
コラムニスト:オピニオンブロガーしゃなり
instagram:(@syanario)
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