
なんだか毎日が虚しい、よくこんなことを考えていました。
なんのためにここにいるんだろう。
わたしがやっていることって、1ヶ月もしたら「はじめからなかったこと」と同じになるんじゃないか。
存在意義がほしい。
もっと、ここにいていいんだ、役に立っているんだという確信がほしい。
自信がなくて、それでも一生懸命にもがいて。
がんばってがんばって、それでもなぜか報われない気がしているあなたへ。
かつてのわたしが抱えていた苦しみに似たその感情に少しでも光が指すように願いながら、今回の記事を書きます。
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残る何かを積み上げる
沸き起こる虚無感に支配されないために、今すぐにでもできることがひとつあります。
どんなに小さな世界でもいいから、自分を積み上げてください。
音楽が好きならばYouTubeに歌を残してもいい。
ブログでもサイトでも、自費出版でもいいからなにかを書いてみてもいい。
資格を取るために勉強をして、知識を積み上げてもいい。
手に職をつけるために修行をして、技術を積み上げてもいい。
なんでもいい、自分にとって価値あるものを、ひとつでもいいから積み上げることです。
何も残らないから虚しい
マルチタレントの中川翔子さんことしょこたんが、よく「生きた証を残したい」と口にしていました。
彼女はたくさんの言葉を発信し、新ブログの女王としての地位を不動のものにしました。
有名な芸能人であっても、自分が存在している確かな証拠を残したいと強く思っているのです。
確かに自分はここにいて毎日を生きているはずなのに、なんだか虚しくなる。
それは、消えてなくなる一瞬一瞬を、流されるように生きてしまっているからです。
虚しい気持ちはなにかを残すことで限りなく薄められる。
反対に、自分の意思や希望をあまり介入させないままに流されてしまっている人生は、なにも残らなくて虚しいのです。
日記に書き留めておくことで、今日の自分が確かに生きていたのだと感じることもできます。
思ったことや考えたこと、昔の自分に教えてあげたいことなどを記事にして残しておくことで、あとから読み返すこともできます。
自分にとって残しやすいなにか、なんでもいいから、それを知るためのアンテナを貼ってみてほしいのです。
存在意義を残していない自分が虚しかった
音楽活動を自粛してからの5年間、自宅療養を兼ねて実家に帰京しました。
半年程度は休めたものの、すぐに働かなくてはならない状況になり、完全復活とはいえないまま仕事を開始。
どのように生きていこうかと決める時間を十分に与えないまま、仕事に邁進しました。
変わらずに歌は大好きだったけれど、生活の基盤である仕事を最優先にして過ごしてきました。
これでいいのかな、なんだか流されているような気がする
なんども頭を駆け巡りましたが、うっすらと侵食してくる虚無感を押し込め、気づかないフリでごまかしてきました。
そうした生活を続けた5年後に残ったのは、5歳年をとった自分だけでした。
接客業は楽しいものです。
アルバイトも含めて10年以上、接客を仕事にしてきて素直に感じた本音です。
それでも、5年後の自分にはなにも残りませんでした。
それもそのはず。
わたしが携わっていた接客はその1日で完結する仕事、明日には昨日の接客が「なかった」扱いで進んでいくのです。
お金を稼ぐための仕事なので、積み上げているのはお給料。
そんなのは当たり前。
対人スキルや接客の上で必要なコミュニケーション能力は磨かれました。
でも、残るものはなにも積み上げていなかったのです。
これが、わたしがずっと感じていた虚しさの正体でした。
なにも残せていない日々が、心の底から悲しかったのです。
今からでも積み上げる
いまのわたしはこうして記事を書くことで文章を残せています。
毎日なにかしら本を読んだり書いたり、文章に触れるのが好きでした。
運動不足の解消とダイエットを兼ねて、飲食店のピーク時に店員として出没することもあります。
働くいちばんの目的がお金ではないのでストレスなく、楽しくやれています。
接客業をしながらでも文章を積み上げていけば、自己満足でも、誰も読んでいない瞬間があっても、虚しい気持ちが吹き出すことはありません。
文章も音楽もカタチに残ります。
勉強したことも、知識として目に見えないカタチで残ります。
資格があれば給与手当があったりと、積み上げて得たものは必ず自分を助けてくれます。
今からでも積み上げていけば未来の自分が救われます。
有名になることがすべてではないので、自分にとって納得のいくなにかを探し、少しずつでも積み上げてください。
この記事を読んで、少しでも役に立ててもらえたら嬉しいです!
読んでくれてありがとう。
しゃなりぉー!(・ω・)/
コラムニスト:オピニオンブロガーしゃなり
instagram:(@syanario)
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