困った、今日もやる気が出ない。
いろんなことがめんどくさいし、なんにもしたくない。
昔と比べて圧倒的に便利な世の中になったのに、ぐうたらな自分が情けない。
意識が高い自己啓発書で一瞬気持ちは高まるけれど、燃え上がるような情熱は3日も経てば元どおり。
めんどくさがりで、めずらしく湧いてきたと思ったやる気はすぐにしぼんでしまう。
天気によっても気分は左右されるし、それでもやらなきゃいけないことは山積みだし…
たくさんたくさん悩んできました。
でもやる気って、そもそも続かなくて当たり前なんですよ。
こまめに補給する
やる気はすぐになくなります。
いつでもやる気に満ちあふれ、いっときの曇りもなく突き進んでいける人なんてほんのわずか。
常にやる気があるように見える人だって、ひとりになったら気が抜けて、ぐったりと疲れが襲って無表情になる夜だってあります。
それでも毎日笑顔を絶やさなかったり、情熱で自分をかきたてている人がいます。
彼らはこまめに水分補給をしているのです。
ここでいう水分補給とは、やる気の源となるものに触れること。
好きなものに触れたり、好きなことを楽しんだり、好きにな人と過ごしたり、心地いい空間に身を置きに行ったりしています。
あなただけがとびきりダメなのではなく、自分に必要な水分がわかっていないだけ。
水分補給をしなければどんなに優秀なスポーツ選手でも体を壊してしまうように、こまめにメンテナンスをすれば使いやすい自分を手に入れられます。
人間は飽きる生き物
そもそも人間とは飽きっぽい生きものです。
ずーっと同じことを同じ情熱で続けられる方がまれで、多くの人は途中でガス欠を起こしています。
ガス欠になるのは悪いことでもなんでもなく、人間ならば当然のこと。
燃料が切れたなら、給油をしてあげればいいだけのことです。
わたしたちが車と違うのは、機械ではなく生きていること。
生きものである以上、どんなに早く燃料切れを感じても不思議ではありません。
やる気不足はパワー不足。
車のガソリンと一緒なので、ガス欠になった自分を責めずにガソリンスタンドを探しましょう。
あっさり飽きてさっさと辞めたバイトとスクール
学生時代、交通費を稼ぐためにいろいろなアルバイトをしました。
- CDショップ店員
- 歯科医院と患者を仲介するコールセンター
- 宅急便の電話オペレーター
- カラオケ店での接客
- コンビニでのバイト・派遣(半年)
- ドラッグストア店員(半年)
- 郵便物の仕分け←
- 水道管工事のデータ入力←
- 都内有名ホテルでのホールスタッフ←
ほかにもあるのですが、パッと思い出せる仕事をあげてみました。
わりと長く勤まった職場もあるし、1日で辞めたバイト(←がついている)もあります。
仕事の途中で我に返ってつまらなくなってしまい、合わないと感じて辞めたことを覚えています。
体力的キツかったホテルの1日16時間拘束(朝6時〜夜10時まで)のバイトは、その日のうちに「もうやらない」と決めていました。
「飽きた」感覚を無視して惰性で続けていれば、いま楽しんで仕事をしている自分には出会えなかったでしょう。
養成所を終えてから通っていた、声優ボーカルコースのあるスクールがあったのですが、多くの要因で見切りをつけ、自分でも驚くほどさっさと辞めていました。
ここにいても望む未来は手に入らない、いろいろとわかったからこれ以上は時間がもったいないと思ったのです。
結果的にそこのスクールを出て活躍している人は誰もいないし、時間も交通費も無駄にせずに済みました。
わたしが欲しかったもの・スキル・未来は得られないと予感していたことが当たったのです。
本能からくる「飽きた」という判断は正しかったのだと、いまでも確信している出来事です。
やる気チャージの栄養を散りばめる
人間は飽きっぽくて当たり前、やる気なんて長くは続かないもの。
切れてしまったやる気を補充するため、こまめに栄養を入れるのです。
どんなに有名な人でも、立派なスポーツ選手でも、いつも変わらないテンションでい続けられる人はいません。
自分のブランドを保つためにも栄養をチャージして、しっかりとメンテナンスをしています。
やる気がなくなっても大丈夫。
基本的にはやる気なんてなくて当たり前で、やる気を起こすには起爆剤が必要なのです。
やる気のない自分がいても、そのまま認めてあげてください。
そして補給する水分に目を向け、自分だけのチャージ方法をつかんでほしいと思います。
この記事を読んで、少しでも役に立ててもらえたら嬉しいです!
読んでくれてありがとう。
しゃなりぉー!(・ω・)/
オピニオンブロガーしゃなり
instagram:(@syanario)